年末年始に開業届、その前に
カテゴリ: 確定申告
またまた近くにやってきた確定申告の季節。
このブログでは過去にたっぷり、入門編と言うには十分なくらいに、開業届を
出して「事業として」アフィリエイトをやるその方法論について語ってきてる
わけだが、それでもまだ乗り出していない/乗り出すかどうか迷っているという
人のために、またしても一歩後ろに下がっての簡単スタート法を試みに書いて
みよう。



せっかくの年末エントリなので、この日付けの利を活かして、目一杯実務的・
実際的に簡素化して書くが —
今日2014年12月24日にあなたが開業届(現金主義)を出したとする。 ※1
あなたの2014年度の「帳簿」はどういうものになるだろう?
12月24、25、26、27、28、29、30、31日に出し入れした実際のカネの流
れだけを書いたものとなる。
「事業用の」つまりアフィリエイト業に関わる支出がその間にあったのなら、
それは「必要経費」となる。
なかったら?
もちろんなければないままに必要経費は0円と記入することになる。
で、もし、以前から(届け出もしないまま)続けていたアフィリエイトの収益
が12月の末24日以降数日間に集中して振り込まれたら?
もちろんそれもありのままに、収入として記入することになる。
アフィリエイターとして開業届を出しておきながら「いえ!この収入はそうい
うもんじゃないんですっ!」などという都合のいい言い訳は利かない。



そう、だからこそ、年末も押し詰まったこんな時期に開業届なんか出すものじゃ
ない。
ごくごくフツーに合理的に考えて、順当に2015年1月になって出すべきだ。
ちなみに税務署は通常1月4日から仕事初めで、2015年は曜日の関係から5日
の月曜からとなる。
他に何にも差し支えなければ、2015年1月5日を開業日として書式を出すといい。



で、2015年1月5日付けで、実際に2015年1月5日に実際に税務署を訪れて届け
を提出したあなたが、いつから「確定申告をする」かというと、2015年2月16日
ではない!
その確定申告は2014年度分の確定申告である。
あなたは2014年にはまだ個人事業主アフィリエイターではなかったのだから、
当然のことに2014年度分は「アフィリエイト事業に関する確定申告」なんて
ものはやろうったってできない。
フツーに、確定申告をしなくてもいい人ならしないし、他の必要があってしな
ければならない人/敢えてしたい人ならするだけである(過大な医療費ウンヌ
ンだとか2ヶ所以上から給与を受けているウンヌンだとかのアレである。ここ
では関係ないのだから詳述しない)。
あなたはアフィリエイターとして(普通は給与所得者兼事業所得者として)の
初めての確定申告を2016年2月15日以降に行う — その時行うのは2015年度
分、である。



さて、このように具体的な手順をくだくだしく書いてあると、判りやすいどころ
か判りにくくなるという人がほとんどじゃないだろうか。
それが当り前で、それこそが論理的思考を持つ当り前の人間の当り前の感情
である。
これらを単純に、なおかつ汎用的・包括的に説明しようとするなら —
・開業届はいつ出してもいい。したがって、自分に有利だと思えるスケジューリ
ングに従って自分勝手に「この日付けで開業したことにしよう」ということのみ
を考えて決めればいい
・それは逆から言い換えれば、開業届を出した日付け(また届にそうと書いた
開業日)こそが税法上のあなたの事業開始日となる
ということだ。
何のためにこんな言葉遊びのような書き方をしているかと言えば、「自分がいつ
アフィリエイターとして開業したか分かりません!」「自分はいつアフィリエイタ
ーとして開業したことにすればいいのでしょうか!?」みたいなくだらないことで
思い悩み、開業届を出す程度のことがさも難しく恐ろしいことのように思い込み、
尻込みをして結局開業届を出さない、なんて人が多いからだ。
で、私がなぜここまで自信を持って上記のようなことを言い切れるかといえば、
「申告納税制度」、これに尽きる。
読んでいない人は エントリ49 から改めてどうぞ。



さて、「申告納税制度」の根本的な、包括的な意味/意義が判れば
あなたの税務関連の 全ての事項 全ての細部 は
あなただけが決定しあなた以外には誰にも(税務署さえも)決定できない
ということが判る。
であれば、あなたはあなたの都合、好きずきのままに
「よし、1/10まであのウェブ・ショップでやってるPCバーゲンでPCを新調す
るので、その日には個人事業主になっておくべく2015年1月4日
付けで開業したという届を2月3日までに出しておこう」
というふうに考え、そのとおり実行することができる。

はい!もう1度読み返して!
あなたはあなたの都合、好きずきのままに
「よし、1/10まであのウェブ・ショップでやってるPCバーゲンでPCを新調す
るので、その日には個人事業主になっておくべく2015年1月4日付けで開
業したという届を2月3日までに出しておこう」
というふうに考え、そのとおり実行することができる。

私が緻密にイジワルをこめて、わざわざ仕込んでいる「練習問題」が解けるだ
ろうか?
上記の言い草は、単純思考の怖がりコドモオトナなら
1/5に開業届を その当日付けで出し 個人事業主になってから 1/9にPCを購入
というふうにしかできない、そしてそんな義務要件はない
ということを皮肉っぽく表している。
「何のこっちゃら?こいついちいちムカつくなー」って人は、ムカつくことなく
納得づくめで読めるようになるまで何度も何度も読み返すといい。



もっとも実務に向く人は、もっとも理論に向く人でもある。
税法と税務署があなたに要求することは、理論を押さえたあなたになら、全て
納得できることでもある。
そこからあなたは一歩進んで、税法と税務署が要求してくることを予め全て満
たし、しかも自分の好きずきに応じた自由な税務を行うことが造作もなくでき
る。
特に理由がなければ、あなたは1/5(月曜日)あたりに開業届を出し、特に理
由があって(調べた結果「それでは早過ぎて都合が悪い、等)遅らせたほうが
いい場合は、これまた好きずきで1/20、1/29、2/9...と自由に選んだ日に出せ
ばいい。
何事もあなた次第であるので、後から泣きわめかない限りは、いつでも好きな日
に出せばいいのだ。    ※2



註※1※2を読んだ人には、いつものとおりに以下をオススメ。





※1
ここでは詳述しないが「現金主義」は「発生主義」と対照的なメソッド。
端的にいえば「発生主義」を採る者は「複式簿記の帳簿」を付ける義務を負う。
慎重な人なら己の可能/不可能を天秤に掛け、可能で容易なメソッドで事を始
める。


※2
好きずきで1/30付けの開業届を出した人は1/29に購入したPCを経費にできない。
そういうことを「泣きわめき」と称している — 単純に1/29以前の日付けで届を出
しておけば済む話 — これを本当の意味での「好きずき」という。

「練習問題」のヒントはほぼ エントリ49 に既にある。

以下は例示/参考までに。 
開いていない三が日や土日の税務署には物理的に届は出せない、が、郵送での
「◯月○日付け」の届はそのとおり受理される。
開業届は開業日付けの1ヶ月内に出す、ということは2/4に思い付いて1/5付け
で出す事に何の問題もない。注意深い人なら内輪を取ってマイナス1デイする。
開業届を出した日から3ヶ月何もしない — 何の問題もない、なぜあると考える?
「アフィリエイター」は3日10日何も買わず何も売らず1円も出しも受けもしな
いことがあっても当り前の「事業の形」である。


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2014.12.24 / コメント:: 0 / トラックバック:: - / PageTop↑


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Author:chouettedeminerve
ウェブの劣化を危惧する男。

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