ロングテール効果を生むコンテンツとは?
カテゴリ: コンテンツ



前回エントリの「レスポンスのフィードバック・ループ」と関連して、また同
列に、検索上位にあがる(もしくは自然とあがってしまう)コンテンツの特質
として「ロングテールSEO」という概念がある。
細いが長い長いしっぽが続いていれば所謂「ビッグ・キーワード」で検索上位
を取らなくても、幅広くまた焦点の絞られた検索結果として現れ、良質のアク
セスを得ることができる、という考え方だ。



もちろん、この概念は間違ってはいない。
むしろ大正解だろう。
だが、多くの人はその正確な意味も実践も判っていない。
ここでは、そのありがちな間違い例を挙げ、あわせてロングテール効果を実際
に生むコンテンツのあり方を語ってみよう。



「ロングテールSEO」をしたり顔で語っているほとんどのアフィリエイト・テ
ーマのサイト/ブログは
・エントリをひたすら大量に増やしていけ
・1エントリ3キーワードが100あれば300キーワード
などと、スパム・サイトまがいの低質なページを量産することを推奨している
ことがままあるが、これは前回の「レスポンスのフィードバック・ループ」と
考え合わせてみれば浅はかな間違いだと判るだろう。



たとえ「続きを読む」式で折り畳んで複数エントリのさわりがトップ・ページ
に現れていようと、グーグル等の検索システムが相手にするのは1ページあたり
のクエリに合致するワードである。
何でもいいのだが、時節柄、たとえば
・片山さつき
・TBS日曜劇場『ATARU』
・指原莉乃
をテーマに、どのようなコンテンツがどんなワードを材料にロングテールを生む
か、このページから目を逸らして3、4分思い浮かべ、何なら書き出してみると
いい。
(3、4分経過)
あなたが思い浮かべ/書き出したいくつもの関連ワード、その順列組み合わせが
見ず知らずの大人数のウェブ・ユーザが使う検索クエリである。
スパミーなページ量産者は「あ、そういえば『ATARU』が最終回でしたね…」
ウンヌンを枕に無内容なくだらないエントリを物すかもしれないが、そのページ
は『ATARU』のファンでディープな情報や感想・評論を求めているウェブ・ユ
ーザには一切価値がなく、したがって一瞬検索ページに現れたとしても永続的な
上位表示は望めない。
本当に「知っている」人、語っている人、求めている人だけが使うワードとその
順列組み合わせがあり、この場合それは、たとえば「サヴァン症候群」「イディ
オ - サヴァン」「レインマン」「CUBE」「チョコザイ 由来」「SPEC」「韓哲」
「冷泉」「犯人は」等々、等々、等々となろう。
優良なサイト/ページのコンテンツはこれらのワードを当たり前に多数意識せずと
も含み、クエリを発する側もまた同様である。
そしてそこに生まれるアクションや信頼度がまた正のフィードバック・ループを
生む。
「ドラマ大好きの私が最新のドラマ情報をお届けしますね」ウンヌンのフェイク
のもとにWikipediaでもどこでも手に入るような文言を元にでっちあげたエントリ
など100あっても1の優良エントリに敵わないのだ。



したがって、だ。
「『ロングテールSEO』というメソッドがあるらしいぞ」と鵜の目鷹の目で情報
を漁ってもロングテール効果は生まれ得ない。
いつもの繰り返しになるが、優良なコンテンツだけが自然とロングテール効果を
生んでしまうというだけの話なのだ。
amazonのようなECサイトのビジネス面での「ロングテール」論ならいざしらず、
タカの知れた個人があるジャンルに対しての百科事典的なサイト/ブログを作って
も無駄なのだ。
ましてやその個々のページがどうでもいい/どこでも手に入るような/代替可能な
即席コンテンツでできているならばなおさら。
この面でもやはり、あなたはあなたが本当に書ける、そしてあなたしか書けない
コンテンツで勝負するしかないのである。
もちろん、それを既に実践してきたあなたはアナリティクスとウェブマスター・
ツールでこのロングテール効果を実感しているはずだ。



人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ブログブログ ブログ初心者へ








プライバシー ポリシー

2012.07.01 / コメント:: 0 / トラックバック:: 0 / PageTop↑


コメント:
Title


Pagetop↑
トラックバック:
Pagetop↑
プロフィール

Author:chouettedeminerve
ウェブの劣化を危惧する男。

ブログ内検索
全記事表示リンク
スポンサード リンク




最新記事
全記事表示リンク
大局コラテラル