どこでも広告をあなたならどうする?
カテゴリ: アドセンス初級 / テーマ: 実用・役に立つ話 / ジャンル: 趣味・実用



アドセンスに関して「どこでも広告」と聞いてピンとくるあなた、ピンとくる
にとどまらず、既にそれに対して何らかの決断を下した上でいまの施策に至っ
たあなた、であればこのエントリは必要ない。
そうでないあなた、なら収益の多寡にかかわらずアドセンス初級者といってよ
く、したがってカテゴリを「アドセンス初級」とする。
もちろん、アドセンス中級者を自認する人も、このエントリで初めてそれを意
識したというのであれば役立つエントリとなるだろう。



ここで謂う「どこでも広告」は、ある意味読んで字のごとく、どこにでも無差
別に出てくるアドセンス広告だ。
あなたのサイトのテーマにもページのテーマにもコンテンツ・マッチしないに
もかかわらず出てくる広告。
(もしあれば)あなたの複数のサイトのどれにも、テーマ/コンテンツにかかわ
らず一様に出てくる広告。
有名/大手サイトのどこにでも高確率で、コンテンツにかかわらず一様に出てく
る広告。
どこでも広告とはそういうものだ。



どこでも広告はたいてい期間限定的なキャンペーンの一環として打たれるイン
プレッション報酬広告だ。
1000ヴューあたり19円だとか52円だとか110円だとかの収益が、閲覧される
だけで、たとえクリックされなくともあなたのものになる。
あなたのサイトの、たとえば上部の728x90イメージの枠にそのどこでも広告
が毎回のように出ていれば、1日100ヴューで1.9円とか11円、1000ヴューあ
れば19円とか110円、…となるわけだ。
1日あたりの平均クリック数が1だったり0だったり良くて2、3だったりという
アドセンス初級者にとって、これは一見「美味しい」話のように思える。
1ヶ月あたりの収益が15クリックによる300円、みたいな初級者であれば、自サ
イトのアドセンスの1枠がそんなどこでも広告によって占められ、クリックがな
くとも自動的に濡れ手に粟式に1.9x30で57円、11x30で330円、のようなこと
になればむしろ万々歳、大歓迎、というふうに考えたとしても不思議ではない。



だが、もちろん、そんな考え方には落とし穴がある。
大きくふたつの点からその落とし穴 — あなたの考え方にある落とし穴と妥
当な解を見ていこう。



まずひとつには端的な解。
そうしたどこでもインプレッション報酬広告はクリック単価が総じて低い —
1円未満であることさえ珍しくない。
これはそういう広告の性質/機能、つまり「できるだけ沢山の老若男女のウェ
ブ・ユーザに、無条件に無差別に、カネを払ってでもとにかく見せたい/見て
ほしい」という思惑を考えてみれば、逆算して納得できることだろう。
たとえば「△△では○月○日からXXXがたった100円!」みたいなキャンペ
ーンでは、(ECサイトのものでない限り)そのお得情報を周知させることそ
のものが目的であり、クリックしてより詳しい情報を観に来てほしいわけでも
なく、また多くのウェブ・ユーザも観に行きはしない。
そんなインプレッション報酬広告に高単価のクリック報酬を上乗せする利点も
余裕も広告主側にはないわけだ。

したがって —
あなたはドラスティックに、その期間のその1枠を
・ヴュー数に応じて、予想できる低めのグロス報酬を受け取れる
・そのかわり、クリックもクリック報酬も期待できない枠と割り切る必要がある。
もちろん、とあるどこでも広告が必ずしも完全に100パーセントその枠を独占
するわけでもないが、戦略平均的な論理的思考法としてはそんな覚悟が必要だ。
なにやら「アリとキリギリス」的な話だが、優良なコンテンツでふさわしいト
ラフィックを獲得していきたいという基本戦略をもしあなたがお持ちなら(そ
してこのブログではそんな人しか応援しないが)、そうした割り切りが一見も
っともで確率上シュアに思えても、コンテンツ・マッチング由来の収益の醍醐
味から遠ざかるものであることが判るだろう。
この視点と解を信じるなら、すぐさまそのどこでも広告をURLフィルタでブロッ
ク、という結論になる。



もうひとつの解はよりコンセプチュアルなもの。
上で先走って少しネタバレしたが、見えない機会損失にかかわる解だ…
が、既に十分に長いし、もっと長くなるので次回に続けよう。



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2012.07.30 / コメント:: 0 / トラックバック:: 0 / PageTop↑


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