私が読みたいブログ その1:定食屋めぐりエッセイ・ブログ
カテゴリ: コンテンツ

唐突に、新シリーズ「私が読みたいブログ」を始める。
「涙なしのアドセンス開始」シリーズのエントリとしてもよかったのだが、必
ずしもアドセンス限定の言説となるわけでもないため、カテゴリは「コンテン
ツ」とした。
流れ的にも、コンテンツ の記事群に親和性が高いし。
前もっての参考までに
読む価値のある記事は必然的に他の面でも最適化されている
を読んでもらうとちょうどいい予習ともなるだろう。



で、この「私が読みたいブログ」シリーズは、このブログの読者への一種の出
血大サーヴィス、おまけ、ヒント、背中押し、みたいなものになる。
上掲のエントリ46などに顕著だが、私には私自身が「高度に文化的な人間」「
現代日本人にはむしろ珍しいくらいに高度に海外文化/ポップ文化に詳しい人間」
であるという自覚がある。
それは、せいぜいで「中の上」くらいの所得/文化圏層で育った私には、他の
同世代の友人たちとそう変わることのない「あたりまえ」の日常/履歴の結果に
過ぎないのだが、そんな私からすると、昨今の「ブロガー」「プロブロガー」
の書くこと・書き様を瞥見するにつけ、ある意味「かわいそう」の念を禁じ得
ないのだ —
「この人、こんなに狭く寂しくさもしくかわいそうな『日常』『知的営為』『
知的関心』しか持ってないの?現代日本ってここまで『若者』の経済的&精神
的貧困が進んでるの?』と。



こういうふうに書くと、その「ブロガー」「プロブロガー」のワナビーやファ
ン読者の中には — そしてこのブログの読者の中にも、「はいはい、アナタは
さも『高度』『高級』な文化圏の中でお育ちになったんでございましょうな、
われわれのようなシモジモのゆとりとはかけ離れた?」とフテ始めるような
人もいよう。
だがちがうのだ。
私は「高級・高度な文化的趣味を持ち、それについてのブログをやれ」とは
言わない。
「書くんだったら、それ相応の、まったくの『他者』が読んでも有益・有意
義なブログを書け」と言うのみである。
そしてたとえば「定食屋めぐりエッセイ・ブログ」は、そういうライフスタ
イル/日常を持つ人なら誰にだって書けるもののいち好例となる。
それは何らの「専門的知識」「専門家であること」も必要としない。



音楽・映画・小説・漫画・TVドラマ・釣りetcについてだったら「ひとのブロ
グなんて読んでる暇も余力もないな。自分のほうが詳しいし、ひとが書くよう
なことなら既にこの頭の中にある」と豪語できるような私だが、たとえば定食
屋についてだったらそうはならない。
私は定食屋、あるいは洋食屋、カレー店、立ち食いそば店、食堂、みたいな飲
食店に特段の愛着を持ってきたのだが、実際には生涯でも50店や75店に立ち
寄った経験があるかないかくらいのものだ — そう、まったくもってエンスーで
はなく、ほんの偶然に基づく、嬉しいもしくはおかしな体験と情趣を「定食屋」
的な飲食店に持っているだけなのだ。
そんな私は、時折、何かのきっかけから、定食屋的な店を扱ったブログ/エント
リを検索から探して読むことがある。
やってる人はたいてい、「ブロガー」でも「プロブロガー」でもなく、グルメ・
ブロガー、食べ歩きブロガーと銘打つこともなく、何らかの本業を持つフツー
の人が手慰み兼書く楽しみのためだけに書いていることがほとんどだ。
そういう人は、あるいはメモ/日誌/ログのように淡々と、あるいは想い出をこ
めて回想記兼エッセイのように、書く。
それらは、昨今「やらかし」で有名な『食べログ』のような商用サイトでない
分、あくまで個人的な好みや情趣や価値観に基づいて書かれているため、響く
相手には強く響き、大小に関わらず「良いブログ/エントリ」となり得ている。



「プロブロガー」を名乗るかわいそうにもさもしく残念な、新種の詐欺師候補
群のせいで、「ブログ」というメディアはまるで「ブログについてのブログ」
「ネットについてのブログ」「ブロガー自身の芸風や生計の途を語るブログ」
「新手のネットワーク・ビジネス詐欺を喧伝するブログ」でなければならない
かのようなおかしな認識を持つ人が増えた昨今だが、現在でもやはりブログと
いうものはその道の有識者/エンスージアストによる有益な/興味深い発信こそ
を旨とするメディアだ。
「音楽ブログ」というからには、その書き手はよっぽど音楽に、それも自分が
詳しく夢中な音楽ジャンルに、特化した、熱量の高い、どこの誰に読まれても
恥ずかしくない音楽ブログにする必要があろう — 「映画ブログ」でも「小説
ブログ」でも「アフィリエイト入門ブログ」でも同じことだ。
そしてもしあなたが「私は文芸・芸術などなどについて何にも詳しくないし、
それゆえそれらに関したエンスーなブログなど書けない」というのであれば、
たとえば今回の「定食屋めぐりエッセイ・ブログ」はそう悪くない選択でもあ
ろう — もちろんこの場合、あなたが定食屋を愛していればこそではあるが。
そして単なる「情報羅列型ブログ/サイト」に留めないためにこそ「エッセイ」
の部分が必要で有効なのである — 単なる「客観的情報」ならどこの誰でもウ
ェブをちょちょちょいっと漁るだけで「アフィ厨」よろしくでっちあげの即席
サイトくらいいくらでも作れるのだから。



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2017.06.17 / コメント:: 0 / トラックバック:: - / PageTop↑


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